結婚式のトップシーズン。

ジューンブライド、良い響きですね。
6月に結婚式をしたいという新婦さんは、今もまだまだ多いです。
梅雨の時期なので、キレイな格好で外出するには、あまりに足元が悪い可能性が高いので、最近では、列席者の事を考えて、6月を外される方もいらっしゃいます。
現在の結婚式のトップシーズンは、10・11月。
良い季節ですよね。
それでも、ジューンブライドという言葉は魅力的です。
小さな頃から夢見ていた結婚式を6月にと、強く希望される根強い人気は継続中です。
そこで、今回は、結婚式に列席する時の、装いについてのマナーをご紹介したいと思います。

暑くてもNGですよ。

この記事を書いている今も、結構な暑さを感じています。
6月なのに、真夏日の気温が続いています。
こんな時、まとわりつくような湿気と照りつける日差しの中、決して風通しの良いとは言えない装いで出席しなければならないのが、結婚式です。
室内に入れば、快適な温度で過ごせるのですが、準備段階や行き帰りは苦労します。
せっかくキレイにお化粧をしているのに、汗で崩れてしまったり、臭いが気になったり、体調が優れなかったり。
それでも、暑いからとストッキングを履かずに生足で行くのはいけません。いくら暑いからと言って、かかとのない靴で行くのも良くありません。履き慣れていないからと、ヒールのない靴で参列するのも美しくありません。(妊婦さんや体調に影響のある方は例外です。)

気遣いは色だけじゃない。

結婚式に白色の装いはダメだという事は、皆さんご存知だと思います。
その日、純白を身に着けて良いのは、新婦さんだけだからですね。
お色直しの事を考えて、カラードレスに被る可能性があるかもしれないと、ピンクを外す列席者も多いようです。
このように、当日の装いについて、色に気を使う方はたくさんいらっしゃるのですが、それだけではいけません。
結婚式を大きな合コンととらえ、新郎側の友人にアピールする為に、大きく胸元が開き、谷間が見えそうなものはいけません。
セクシーさを誰にアピールしたいのか分かりませんが、大胆なスリットが入ったものもいけません。
夜の蝶かと思うような、派手で豪華すぎるものもいけません。
涼しいからと、リゾートワンピースのようなカジュアルスタイルもいけません。
節度を持った装いをお願いします。

料理を愉しみましょう。

結婚式の列席者の多くが、普段は簡単に口にできない豪華な料理を愉しみにしています。
決して下品ではありません。新郎新婦も、列席者の方に料理を堪能してもらいたいと思い、当日のメニューを選び・考えてくれていますから、遠慮なくお召し上がりください。
次々と運ばれてくる料理の美味しそうな匂いに、うっとりするはずが、人工的な香りにかき消されてしまったら、とても不愉快ですよね。
普段、良い香りだと褒められる香水も、結婚式には不要です。
かなりの人数が一同に会し、数時間締め切った会場で時間を過ごすのですから、香りの自己主張が強いと、会場中にその香りがずっと充満してしまう可能性があります。
強さは香りではなく、おめでとうの気持ちに込めましょう。

着飾らないのも失礼。

普段から、ファッションやメイクにさほど興味がなく、「着れたら良い」「ファンデーションだけで良いか」で過ごされている方でも、ご友人などの晴れの舞台である結婚式に、普段通りの見た目で参列するのは、それはそれで失礼です。
お祝い事ですから、真っ黒な装いで、アクセサリーもリップもチークもしない風貌は、結婚式に行くビジュアルではないですよね。
それは、違うお式に行かれる時の装いです。
派手にする必要はありません。無理にメイクをして塗りたくる必要はありません。
ただ、ほんの少し、色味と輝きをプラスして、列席していただきたいと思います。

余談ですが、当日の新婦さんは非常に忙しいです。
お昼前後に挙式が始まる場合、新婦はいつも以上に早起きをして、会場に到着すると、操り人形のように分刻みで準備を進めます。
そんな時に、ピッピラピッピラと携帯が鳴ると、気になって仕方がありません。
お気持ちとしても、非常にナーバスで緊張されています。
「○○ちゃんのドレス姿楽しみにしてるよ」と伝えたい気持ちは分かりますが、新婦さんの事をお考えいただけるのなら、自粛いただく事も必要かと思います。

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