とにかく出来る事はやろう。

体温を上回る、35℃以上の猛暑日と言われる日が続く夏。
真夏時期のニュースでは、熱中症という言葉が年々多く聞かれるようになりました。
熱中症は本当に怖いです。
海・プール・フェスなど、屋外でのレジャーが楽しい時でもありますが、気をつけないと本当に命を失ってしまいます。
美しさは健康が保たれているからこそ、放たれる輝きだと思います。

汗腺機能を鍛える。

熱中症は、体内に暑さが閉じ込められ、うまく外へ放出できない為に、気分が悪くなり、どんどんと症状が悪化していきます。
学生の頃のように、毎日外で汗を流す運動をする機会が年々減り、全く運動をしていない方も多いと思います。
健康上の理由で、運動をする事が難しい方もいらっしゃると思います。
そんな方でも、今から汗腺機能を鍛えて、発汗しやすいカラダ作りができる方法があります。

湯船にイスをセットし、膝下の高さまで43度程度のお湯をためます。
この時、43度が熱過ぎてツライ方は温度調節してください。
椅子に座り、膝下・肘下をつけ、15分そのままの状態で待ちます。
すると、どんどん汗をかいてくると思います。
これを夏本番まで、毎日続けてください。
少々苦しい体勢なので、無理のない範囲で試してみてください。

揺れ感で涼を感じる。

「男性のようにパンツ一枚で部屋をウロウロできたらどんなに良いだろう」「ブラジャーが暑くてイライラする~」と思われた方、いらっしゃいませんか?
暑いので、できれば布をカラダに纏わせたくないと思い、キャミソールにショートパンツという、女性にとってはギリギリいっぱいの服装が一番涼しいと思われるかもしれませんが、実は、肌の露出が多いと、直接暑さを肌で感じてしまうので、涼しい室内やお風呂上がりの装いとしては良いかもしれませんが、マストではないんです。

「揺れ感」という言葉、ファッション雑誌をチェックされている方なら、春先から何度も目にされていると思います。
特に、ボトムスの揺れ感は、涼しさをもたらしてくれる効果が高いです。
今はほとんどの道路がアスファルトで、足元からも熱を感じます。
その下からの熱を、カラダにフィットしない揺れ感のあるボトムスを着用する事で、足元に自然と風を送る事ができるので、涼しさを感じられるという訳です。
ですので、ガウチョ・スカンツなどの今年の夏のトレンドアイテムは、最適です。
トップスも含めて、オールインワンやリゾートワンピースであれば、締め付け箇所がなく、楽なのでオススメです。

飲み物で体内をサポート。

夏の飲み物と言えば?「キンキンに冷えたビール!!お風呂上りのプシュ~がたまらないよねー!」ではなく、麦茶です。
麦茶には、カラダを冷やす効果・利尿作用が過度でないメリット・汗で失うミネラル補給・血液サラサラ効果などがあり、夏に最適の飲み物です。
麦茶にはカフェインが入っていない為、全ての人が飲めるのも利点です。汗で失うミネラル補給として、麦茶も良いのですが、スポーツドリンクとの併用も必須です。
そして、とにかく、喉が渇いていなくても、飲む習慣をつけましょう。
室内でも熱中症・脱水症状は起こります。
こまめな水分補給をお願いします。

小物で外側からケア。

日傘や帽子は当然の夏アイテムです。
必需品ですね。
汗の匂いも気になりますよね。
汗がクサイと、いくらキレイにしていても、非常にガッカリします。
運動をせず、汗をかく習慣がない人ほど臭うので、ワキシューや汗ふきシートも女子としては必須の小物です。

熱中症の観点からいうと、保冷剤を活用していただきたいです。
出勤時、もうすでに朝でも気温が上昇していますから、暑さでクラクラして倒れてしまうなんて事にならないように、薄いハンカチに包んだ保冷剤を鞄に忍ばせ、暑さを感じたら、すぐに首に当ててください。
首には太い血管が通っているので、そこを冷やすと効果的です。
職場に冷凍庫がある場合は、そこでまた保冷剤を凍らせ、帰宅時にも鞄に忍ばせておきましょう。

休日のお出かけの際、車に乗る方はたくさんいらっしゃると思います。
夏の車の乗り始めは、車内がかなり高い温度になっているので、車内で熱中症になってしまう事もあります。
暑さに弱い方は要注意です。
出掛ける少し前からエンジンをかけて、ドアを使って車内の温風を逃がし、冷房で車内を冷やしておく事を忘れないでください。

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