アロマテラピーが普及して、百貨店やネットショップでも数多くのアロマ関連グッズが売られるようになりました。
「アロマテラピー」や「アロマ」という言葉は、よく使われますが具体的にはどんなものなのでしょうか。今回は詳しくご説明いたします。

「アロマテラピー」は医療なの?

アロマテラピーとは、「アロマ(芳香)」と「テラピー(療法)」が合わさった造語のこといいます。
精油の香りで心を癒すことにより、心身のバランスを整え健康維持に役立ちます。
自然治癒力を高める自然療法なので、病気を治す医療とは異なります。
しかし、現在では、代替療法の一種として治療に取り入れる病院も増えています。

アロマテラピーはどう身体に作用するの?

芳香成分による刺激から鼻から体内に入り、鼻の奥にある「嗅上皮」芳香成分が付着すると、刺激が大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)へ伝わります。
※大脳辺縁系は、食欲や性欲などの本能的な活動や記憶の中枢となっている部分です。

さらに刺激は、自律神経や視床下部へと伝えられ、リラックスしたり身体の調子を整えたりします。

アロママッサージやコスメによって皮膚から浸透した芳香成分は、肌を整え、血管やリンパ管へ入って、全身へと運ばれ効果をもたらします。

アロマテラピーの楽しみ方

1.器具を使う

オイルウォーマー(キャンドル式芳香拡散器)、アロマランプ、ディフューザー(電気式芳香拡散器)などが販売されています。
使い方は、部屋の広さに応じて、好みの精油1~5滴ほど、水をはった上皿に入れて香りを拡散させます。
器具はいろいろな種類があるので、香りを楽しむのはもちろん、インテリアとしても使えますよ。

2.香りをつける

ハンカチやティッシュペーパーに精油を1~2滴垂らすだけで香りを楽しめるカンタンな方法です。
就寝時に枕元に置いたり、ハンドバックにハンカチを入れておけば外出先でも香りを楽しむことができます。

3.お湯に落とす

洗面器やマグカップに熱いお湯をはって、そこに精油を入れると、お湯の蒸気とともに香りが広がります。

4.入浴(全身浴・半身浴)

いつもの入浴に精油を加えることで、香りによるさらなるリラックス効果を期待できます。
湯船にお好みの精油を数滴垂らすだけでOK!
入浴する前によくかき混ぜて、お湯全体に拡散させましょう。

5.フェイシャルスチーム

洗面器にお湯をはって、精油を1~3滴落とし、鼻や口から蒸気を吸入します。
蒸気が逃げないように頭からバスタオルをかぶるといいですよ。
精油成分が刺激になるので、必ず目は閉じてください。
5~10分行ったら、お水で肌を引き締めます。

おわりに

アロマテラピーは手軽に日常生活に取り入れられます。
精油を扱う上での注意点は、原液は肌につけないこと!
肌につけるときは、必ず希釈してから使ってください。

また、使用量が多すぎると、かえって気分が悪くなったり、からだへの刺激が強すぎて体調を悪くすることもあります。
使用法を守って安全に使ってくださいね!

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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