ビタミンCは、みずみずしい肌のもとになるコラーゲンを合成したり、シミ・そばかすの生成を防いだり…女性に嬉しい美容効果がたっぷりの栄養素です。
また、ビタミンCは美肌によいだけでなく免疫力を強化する働きもあります。

今回は、ビタミンCの効能と効率よくとりいれる方法についてご紹介します。

ビタミンCの免疫力パワー

■傷をすばやくなおす
怪我して皮膚が傷つくと、ビタミンCはコラーゲンの生成を促して皮膚を修復して、傷が治るように働きます。

■ストレス対抗ホルモン
ストレスが溜まると免疫力も落ちてしまいます。
ビタミンCをとれば、ストレス対抗ホルモンがスムーズに分泌され、ストレスを跳ね返してくれます。

■皮膚や粘膜を強くする
ビタミンCは、コラーゲンの生成を促し、皮膚や粘膜を健康に維持することができます。よって病原菌の侵入も防いでくれます。

■抗酸化作用
ビタミンCは体内の活性酸素の生成を抑えて、免疫細胞が酸化されてパワーを落とすのを防いでくれます。

■ウイルスをやっつける
侵入したウイルスをやっつける免疫細胞の機能を高め、自らもウイルスを攻撃します。

■発がん物質を抑制
ビタミンCは、発がん物質で傷ついた遺伝子の修復を助けたり、発がん物質の発生を抑える働きがあります。

ビタミンCの上手なとり方

ゆでるより炒める

ビタミンCは、水に溶けだす、熱に弱い、空気に触れると酸化するなどの性質があるため、調理によって失われやすいものです。
野菜をゆでた場合と炒めた場合では、多くの野菜はゆでるとビタミンCが約半分、炒めた場合は失われる量は20%前後で、損失は少なくなります。

ゆで時間は短く

葉ものなどの野菜は、ゆでる時間でビタミンCの流出量が大きく違います。
例えばほうれん草は生のままだと100%、1分ゆでると約25%、3分では半分以上がなくなってしまいます。
調理する際は、なるべく短くするのがポイントです。
たっぷりお湯をわかし、少量ずつゆでれば短時間でも火が通ります。

調理後はすぐ食べる

ビタミンCは、空気に触れると失われるため、刻んだりして、おろしたりすると、時間の経過とともにビタミンCが減ってしまいます。
大根おろしは2時間後にはビタミンCが半分の量になってしまうので、早いうちに食べるようにしましょう。

おわりに

ビタミンCは、キレイな肌を維持するだけでなく、ストレスや風邪、疲れなどにも効果があります。
日頃からストレスが多かったり、風邪を引きやすい人は積極的にビタミンCを摂取しましょう。

また、ビタミンCは損失されやすいデリケートな栄養素です。
上記を参考に調理方法や食べ方に気を付けて、上手にとってくださいね。

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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