お砂糖が入っていないスッキリとした味わいのお茶は、水分補給をしてくれるだけでなく、血液や血管のさまざまなトラブルから守ってくれる強い味方です。
今回は、からだに良いお茶の種類をまとめてみました。

1. ウーロン茶

■ウーロン茶ポリフェノール

ウーロン茶は茶葉を発行させて作られたものです。
発酵する過程で作られたウーロン茶ポリフェノールが、脂肪分解酵素であるリパーゼを活性化して、血液中の脂肪の分解を促進、コレステロール値の上昇をおさえます。
さらに強力な抗酸化作用で、活性酸素を除去します。

茶葉を完全に発酵させたものが紅茶です。
紅茶に含まれるテアフラビンという成分には高血圧を予防する作用があります。

2. 麦茶

■ピラジン類
■P-クマル酸
■ケルセチン

焙煎した大麦でいれる麦茶は、香りもよく子どもから大人まで親しまれています。
焙煎する過程で生まれる香り成分「ピラジン類」には、血小板の凝集を防いで
血流をよくする働きがあります。
また、P-クマル酸とケルセチンなどの抗酸化成分が、活性酸素を除去して、動脈硬化を予防します。

3. 緑茶

■カテキン
■ポリサッカライド
■ビタミンC

緑茶の渋み成分であるカテキンは、強力な抗酸化力をもち、血管壁や赤血球を活性酸素から守ったり、中性脂肪を減らして、動脈硬化などを予防が期待されます。
また、ポリサッカライドは、血糖値の急激な上昇をおさえるほか、ビタミンCは、血中脂肪の酸化を抑える働きがあります。

水分補給のポイント!

1日にとりたい水分の量は、1.2~1.5リットル。
吸収できる量は一度に約250mlまでなので、こまめに分けて水分補給をすることが大切です。
血糖値を上げる糖分入りの清涼飲料水や血液の水分を奪うアルコールは、水分補給にはNG!
水かお茶を飲むように心がけましょう。
また、冷たすぎると胃腸の負担にもなるので、ホットか常温で飲むようにしてください。

■睡眠の前後
寝ている間に奪われる水分量は約350ml。
起床後、寝る前に水分をとることで、睡眠中の血液濃度の上昇を防ぎます。

■入浴の前後
お風呂に入ると汗でたくさんの水分が失われます。
お風呂上りにビールを飲みたいところですが、なるべくお水やお茶で水分を補給するようにしましょう。

■お酒を飲むとき
アルコールには利尿作用があるので、お酒を飲むときは水やお茶を一緒に飲むことを忘れないでください。

おわりに

お茶はノンカロリーでありながら、健康成分もたっぷり含まれています。
また、脂肪を分解する作用もあるので、食事どきに一緒に飲むのもオススメです。
乾燥したオフィスや長時間座っていて血流が滞りやすいときも、こまめに水分補給を行ってくださいね!

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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