ヨーロッパやアメリカでは、古くからハーブ(薬草)が民間薬として使われてきました。
天然の植物なので副作用もなく、「自然の力でカラダを癒す」パワーが注目を集めています。
ここでは、免疫力をUPするハーブと効果的な利用方法をご紹介します。

ハーブを手軽に取り入れる方法

ハーブティー

アロマテラピー効果のあるハーブティーは、休憩時や寝る前のひとときにピッタリ。
日常的にとることで、有効成分が効き、体質改善を助けてくれます。
生やドライリーフもありますが、ティーバッグならいつでもどこでも手軽に飲むことができる上、短時間で有効成分を摘出できます。

サプリメント

ビタミンやミネラル、ポロフェノール、有機酸、天然ハーブに含まれる成分を凝縮したサプリメント。
継続して飲み続けることで、病気の予防や症状の緩和に役立ちます。
朝起きてすぐや就寝前の空腹時にとれば、吸収が早いのでより効果的です。

ハーブ酒

ハーブ酒は、昔から薬としても珍重されてきました。
ビタミンEやカロテノイドなどの油溶性成分が溶け出します。
煮沸消毒した空き瓶に焼酎100mlとティーバッグ2袋を入れ、2週間漬けておきます。
水やお湯で割って飲むだけでなく、料理やドリンクに加えても◎!

免疫力を高めるハーブ

粘膜を強化する「ローズヒップ」

野バラの一種、ドッグローズの実はローズヒップと呼ばれ、古くからデザートとして食されていたハーブです。
ビタミンCはなんとレモンの20倍!
ビタミンCは美肌をつくるほか、コラーゲンの生成を促進して粘膜を強化。ウイルスや細菌が細胞内に侵入するのも防いでくれます。
さわやかな酸味と甘い香りが特徴で、ハーブティーはもちろん、サプリにも使われています。

腸の炎症を鎮める「カモミール」

カモミールは古くから胃腸のトラブルや風邪の民間薬として親しまれてきたハーブです。
消炎作用があり、下痢のときの腸の消炎を抑えてくれます。
また、リラックス作用があるので、食後から就寝前のひとときに飲むと、体が温まって質のよい眠りを得られます。
りんごに似た香りで、ハーブティーならハチミツやミルクを入れるのも美味しいですよ。

風邪の症状を緩和!「エルダーフラワー」

ヨーロッパでは昔から子どもの風邪薬として親しまれ、砂糖と一緒に煮詰めてシロップとして使われていたそうです。
強力な抗ウイルス作用があることが明らかになり、インフルエンザの特効薬としても注目を集めています。
消炎作用としのどの腫れや痛みをやわらげたり、発汗を促して熱をさげたりと、風邪の症状をすばやく改善してくれます。

おわりに

ハーブは副作用もなく、人間が本来持っている自然治癒力を引き出してくれます。
ティーバックやサプリなら持ち運びできますし、いつでもどこでも摂取することができますよ!
日常生活の中で手軽にハーブを取り入れて、病気にかかりにくい体を作りましょう。


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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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