暑い毎日が続き、からだもバテ気味になりますよね。
食欲がなくなると、冷たい食べ物を選びがちになり、胃腸が冷えて、さらに消化不良を起こすといった悪循環になることもありえます。
からだ冷えると、血行が悪くなり、肩こり、腰痛、冷え、ホルモンバランスの乱れ、などさまざまな不調を引き起こします。
特に女性は冷え体質の人が多いので、温かい食べ物を取り入れるよう意識しましょう。

夏野菜、暑い土地で収穫された野菜はからだを冷やします。

・トマト
・きゅうり
・なす
・レタス
・セロリ
・ダイコンなど。

また、バナナやマンゴーなど暑い国で収穫される果物も冷えのもと。
糖質はからだを冷やすので、とくにアイスクリームやシャーベットなど冷たいデザートは控えましょう。

冬野菜、寒い土地で収穫された野菜、根菜はからだを温めます。

・にんにく
・かぼちゃ
・たまねぎ
・にら
・人参
・しょうが

サラダはからだによいと思って、生野菜をたくさん食べる女性もいますが、生野菜の摂りすぎはからだを冷やしてしまいます。
夏にサラダを食べるなら、温サラダにして食べるといいですよ。
「赤・黒・オレンジ」は温める、「青・白・緑」は冷えると覚えておきましょう。

薬味で使われるネギ・ショウガ・にんにくは、血行をよくして、からだを温める効果があります。
食事に薬味を積極的に取り入れてみてください。
しょうがの辛味成分である「ジンゲロン」や「ショウガオール」には発汗を促す作用があり、冷え性にも効果的。

とうがらしには辛味成分「カプサイシン」が含まれており、毛細血管の血液循環をよくさせ、皮下脂肪の代謝を促進。ダイエットにも効果的です。

暑い季節はついついキンキンに冷えたビールやアイスクリーム、冷たい食べ物を摂りがちですが、からだが冷えると夏バテと同じような症状を引き起こしてしまいます。
夏でもなるべく、温野菜を食べる、ホットの飲み物を選ぶ、料理に薬味を使うなど工夫して、からだを冷やさないよう心がけましょう。