日本古くから伝わる食材には、驚くべきパワーが秘められています。
美に関心の高い海外セレブやアーティストも日本の伝統食材に注目しており、玄米や抹茶などは海外でも愛食されています。
今回は、日本の伝統食のスーパーフードをまとめてご紹介。
もしかしたら、すでにご自宅にある食材かもしれないので、いま一度効能をチェックしてみましょう。

梅干し

梅干しには疲労回復に役立つクエン酸が豊富です。
クエン酸には殺菌作用があるので、お弁当にいれると保存性が高まります。
ほかにミネラル、カルシウムなども豊富な健康食品です。
ただ、塩分が多いのでとりすぎには注意が必要。
1日1~2個程度を目安にするといいでしょう。
そのまま食べたり、料理や飲み物に加えると◎。

玄米

変わらぬ美貌のマドンナも愛食している玄米。
マクロビオティックでは食材を丸ごと食べるホールフードをすすめていますが、玄米は日本のホールフードの代表。
白米よりもビタミンB群、ビタミンE、食物繊維を多く含んでいます。
マクロビオティックでは、玄米採食が基本となっており、毎食玄米を食べるようにします。

納豆

納豆菌は、「プロバイオティクス」と呼ばれる、腸内環境を整えてくれる善玉菌のひとつ。
アメリカではいま、おなかの中までキレイに保ちたいと、プロバイオティクス入りのドリンクやサプリメントが大人気!
納豆は、日本が世界に誇る優秀なプロバイオティクスです。
納豆のネバネバのもとムチンは胃粘膜を保護してくれるので、パーティー前に食べておくと、翌日の胃痛・胃もたれから解放されます。

しょうが

しょうがはからだを温め血行促進の効果があり、冷え性の改善やダイエットにも役立ちます。
こうした薬効は、しょうがの辛味成分であるジンゲロールなどによるものです。
薬膳では、しょうがは、風邪、頭痛、鼻づまりなどに使われます。
魚を食べるときにそえると、解毒にもなります。

昆布

昆布にはミネラルや食物繊維がたっぷり。
ミネラルのなかでも代謝を高めてくれるヨウ素は、ほかの海藻と比べてダントツの含有量です。
昆布のぬめり成分は食物繊維のフコダインなどで、免疫力アップや便秘解消にも役立ちます。

抹茶

抹茶は緑茶の一種を粉末にしたものです。
有効成分は緑茶と変わりませんが、茶葉をそのまま食べるため、ダイレクトに成分を摂取できます。
スムージーに入れたり、アイスクリームにかけて食べても美味しく食べられます。

味噌

アメリカの日本食店では、サイドディッシュとして「MISO SOUP」が大人気です。
味噌の酵素をいかすなら、生でドレッシングなどに使うのがオススメ。
非加熱調理が基本のローフードでは、白味噌や赤味噌などさまざまな味噌を使い分けて味に深みをつけています。
購入の際はできるだけ添加物の少ないものを選びましょう。

ぬか漬け

ぬか漬けは、精米したときに出る米ぬかに塩などを入れ、発酵させた「ぬか床」で作る漬物。
ぬかにはビタミンやミネラルなどが豊富に含まれ、生野菜のままよりも、ずっとバランスよく効率的に栄養をとることができます。
また、腸内環境を整える乳酸菌や酵母なども豊富。生きた酵素がとれるのも魅力です。

おわりに

いかがでしたか?
日本の伝統食には、さまざまな栄養成分が豊富に含まれています。
そのほかにも、和食で定番の醤油やひじき、番茶、緑茶などもスーパーフードといえます。
これらの食材をいつものメニューに加えるだけで、栄養価をパワーアップできますよ!
日本伝統の食材を日々積極的にとって、からだの機能を高め、美と健康をサポートしましょう。

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