毎日使うしょうゆ、味噌、塩といった調味料は、身体に大きな影響を与えます。
わたしたちのからだでつくられたエネルギーは、まず腸に向かいます。
食べ物を消化&吸収する腸にもっともエネルギーを注ぎ、その後で腸以外のさまざまな部位に流れていきます。
つまり、腸が健康であってはじめて、美しいからだがつくられるのです。
腸の健康を保つためには、腸内細菌を増やすこと。
ダイエットの見方になる善玉菌を増やして、腸内をキレイに整える働きをするのが発酵食品なのです。
今回は、発酵食品のなかでも毎日使うしょうゆ・味噌・酢の選び方のポイントについてまとめてみました。

「味噌・しょうゆ・酢」の選び方

◆味噌

女性ホルモンに似た働きを持つ大豆イソフラボンと、GABAでストレス抑制効果やダイエット効果も見込めるすぐれものの調味料。
発酵と熟成の期間が長いほど、抗酸化力が高いとされています。

選び方のコツは、
(1)原材料を示すラベルに“酒精”の表記がないもの
(2)生きた菌への配慮として、内ブタに空気穴がついているもの
(3)菌や栄養素がたっぷり詰まった、1~2年は熟成させたもの

アンチエイジング効果を高めたい場合は、味噌の色味が濃い、熟成期間の長いものがオススメ。

◆しょうゆ

選び方のコツは、
(1)“大豆”“小麦”“塩”以外に余計なものが入っていないもの
(2)加熱処理がされていない、“生”の表記があるもの

開封した後の保存は冷蔵庫で。早めに使い切るようにしましょう。

◆酢

多くのクエン酸を含むため、脂肪を溜めにくくするだけでなく、疲労回復にも効果的。
なかでも、黒酢、香酢、もろみ酢は脂肪を燃焼させるアミノ酸を豊富に含んでいるので、脂肪燃焼効果が高まります。
より腸にいい酢を選ぶコツは、純米酢であること。
伝統製法でつくられる酢は、原材料に「米」とだけ表記してあることが多いようです。

おわりに

腸内細菌は腸の中にある必要な栄養素を吸収する手助けをします。
発酵食品は、腸の中の善玉菌を増やしてくれて、腸内環境を整えてくれます。
発酵食品には、ヨーグルトや塩辛、キムチなどいろいろありますが、なかでも毎日使う調味料、しょうゆや味噌、酢といった発酵食品は、善玉の腸内細菌を増やすといわれています。
どんなに効能をうたった美容液よりもその効果を実感できる、これらの発酵調味料を上手に使って、からだの内側から美しくなれるよう心がけましょう。

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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