ファッションにトレンドがあるように、キレイになるための食材にも注目の栄養素や新しい発見があります。
ここでは、女性の美をサポートする食材と栄養素について取りあげてみます。

1.抗酸化作用のあるタマネギの「ケルセチン」

タマネギは、メインになる野菜というよりどんな料理でも脇役として使い勝手のいいお野菜ですが、大変重要な役割を果たしてくれています。
ポイントは、タマネギに含まれる「ケルセチン」という成分。
ケルセチンという名前をはじめて聞く人も多いでしょうが、プルーンやブルーベリーなどに代表されるポリフェノールの一種です。
美肌づくりの強い味方である抗酸化作用があったり、動脈硬化や花粉症予防や関節痛の緩和などにも有効だといわれています。

すぐれているのは、生で食べても加熱して食べても、それぞれ異なるメリットがあるという点。
生で食べると血糖値を下げる効果が期待でき、加熱して食べると抗酸化作用により悪玉コレステロールを減らす力があるといわれています。
また、タマネギには腸内環境を整えて善玉菌を増やす働きのあるオリゴ糖も多く含まれています。

2.アンチエイジング効果に◎!キャベツの「イソチオシアネート」

キャベツには、ビタミンCやミネラルはもちろん、食物繊維やポリフェノールなどをたっぷり含んでいます。
最近とくに美容効果があると注目を集めているのが、キャベツの中のイソチオシアネートという成分です。
イソチオシアネートは、抗酸化作用の働きが強いため、身体を老化させる原因の活性酵素の発生を抑える効果が期待されています。
さらにイソチオシアネートは肝臓のデトックス作用もあるといわれています。

3.サビつきを防ぐブロッコリースプラウトの「スルフォラファン」

高い抗酸化力をもつのはアブラナ科の野菜です。
ブロッコリー、キャベツ、芽キャベツ、カリフラワーなどのアブラナ科の野菜には、数多くのフィトケミカルが含まれているので、免疫力を強化し、老化を抑制する働きがあるといわれています。
また、数ある野菜の中でもブロッコリーの新芽、ブロッコリースプラウトに含まれる「スルフォラファン」には、発がん物質が細胞内に侵入するのを防ぐ働きがあり、ブロッコリーの約20倍含まれているといわれています。

4.便秘解消に「オリゴ糖」

オリゴ糖は、腸内の善玉菌を増やす効果が知られていて、摂取することで腸内環境を整えて便秘を解消する作用があることや、血糖値を上げにくくする働きもあるといわれています。
また、腸内環境を正常化し悪玉菌を減らす効果があるため、肌荒れを防ぎ、美肌づくりにも役立ちます。

いかがでしたか?
これらの食材は、いつもの料理にサッと加えて食べられるものばかりなので、手軽で嬉しいのが魅力。
ぜひ毎日の食卓に取りいれて、からだの内側からキレイを目指しましょう!

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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