筋肉は、からだを支えたり、からだじゅうに血液をめぐらせるポンプの役割を果たしたりしています。
運動不足で筋力がなくなれば、からだは自然とだるさや疲れを起こしやすくなり、からだに不調をきたします。
とくに女性は、男性に比べてもともと筋力が少なく、加齢とともに衰えていきます。
運動不足をそのままにしておくと、将来、足腰が弱って歩けなくなったり、骨折しやすくなります。
この先のことも考えて、からだを動かす習慣をつけましょう。

日常生活で筋力をつけるヒント

通勤・通学時に

■エスカレーターを使わず階段を歩く
■近い駅なら1駅分歩く
■バスより自転車にのる

通勤・通学でできることはいろいろあります。
オフィスが電車で20分以内の場所にあるなら、歩いたり自転車を使ったりして通うのもいいでしょう。
電車通勤でもエスカレーターを使わず階段をのぼりおりしたり、1駅手前でおりて家まで歩いたりすると運動量がアップします。

オフィスで

■こまめに席を立つ
■昼食を遠くまで食べに行く
■フロアの移動は階段を使う
■1~2時間に1回伸びをする

オフィスなかではこまめにコピーをとりに行ったり、1~2時間に1回ストレッチをおこなったりして、筋肉を使うようにします。
別のフロアへ移動時も、階段を使いましょう。
昼食も少し遠くのお店まで出向いたり、外でお弁当を食べたりして、歩くチャンスを積極的につくってください。

自宅で

■こまめに掃除をする
■リモコン類は使わない
■まとめ買いはしないで毎日買い物に行く

家事をていねいに行うだけでも筋力がアップします。
とくに掃除や腕や腰を使うので立派なストレッチになります。
リモコン類をやめ、面倒くさがらずに動く習慣を。
また、買い物は、カートなどを利用してなるべく徒歩で、毎日行くようにしましょう。

いきなり無理せず、まずはできることから始めよう!

運動といっても、いきなりジムへ行ったり、筋トレをして筋肉を鍛える必要はありません。
もともと運動不足の人は、面倒くさがり屋さんが多いもの。
ほとんど筋力がない状態で、ジムに入会しても挫折してしまう可能性も大きいです。
いきなり無理をせず、できることから始めていきましょう。
たとえば、駅やオフィスでは、エスカレーターを使わず、階段をのぼりおりする、これだけで運動量は増えます。
今まで避けていた、当たり前の動作をするだけで、筋力をつけていくことはできますよ!
まずは、こまめに動くことを目標にしてみてください。

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