かぼちゃは美味しいだけじゃなくて、実は体に嬉しい効果がたくさんあるんです。
今回は、まだまだ知らないかぼちゃの栄養価や効能をご紹介します。

GABAがストレスを緩和!

仕事や対人関係により精神的なものから、睡眠不足や肉体疲労などの心身的ストレス、大気汚染等による環境ストレスなど、私たちは常にストレスにさらされています。
そんなストレスを緩和してくれるのが、かぼちゃに多く含まれる“GABA”(ギャバ/(ガンマアミノ酪酸)です。
GABAを摂取することで、神経を落ち着かせてイライラを解消すると同時に、血圧の上昇を抑制し、血糖値を安定させる効果も認められています。
もうひとつ、GABAには成長ホルモンの分泌を促す効果も。
細胞が活性化されることによって老化を予防。アンチエイジングにも有効です。

抗酸化ビタミンで免疫機能をサポート

かぼちゃはβ-カロテンをはじめ、ビタミンC、ビタミンEと3種の抗酸化ビタミンが一度に摂れる野菜です。
この強力トリオをは力を合わせることで、体内の滞在率を長くしたり、互いに酸化を抑制することで総合的に体を守っています。

まず、β-カロテンとビタミンEは同じ脂溶性であり、皮膚や粘膜を強化するなど、細胞の外側から体を守るのに対して、水溶性のビタミンCは、細胞の内側で活躍。
コラーゲンを生成したり、ストレスに対抗するホルモンの材料になるのもビタミンC。風邪予防や改善にも役立ちます。

このように、かぼちゃは多面的に効果を高める効果がありますが、特に水溶性のビタミンは、体に貯蔵しておくことができません。
こまめに摂って積極的にビタミン類を補給しましょう。

豊富な食物繊維が血糖値の上昇を防ぐ!

かぼちゃを加熱すると甘みが増し、カロリーも高いのでは?と心配の方もいるかもしれません。
たしかにかぼちゃは糖質の多い食材です。
しかし、その一方で食物繊維が豊富に含まれていることも重要ポイントです!
便秘解消に有効なことはもちろん、血糖値の上昇を抑制し、血液中のコレステロールや中性脂肪低下への効果も大いに期待できます。
カロリーを気にするのであれば、一度に食べ過ぎるのを厳禁だと心得て、“毎日、少しずつ”食べるようにしましょう。

油脂類と一緒に摂るのがオススメ!

かぼちゃに含まれる脂溶性のカロテノイドは、油脂類と一緒に摂るのがオススメです。
体内でビタミンAの吸収率が高まり、肌荒れや老化防止に効果的に働くからです。
特にビタミンEが豊富で植物性のオリーブオイルやごま油と合わせると効果倍増。
バターやベーコンといった脂質を多く含む食事をプラスしても効果が得られます。

かぼちゃは、ストレス解消や免疫機能アップ、便秘改善などさまざまな効果があり、美容や健康の強い味方です。
蒸したり、ソテーにしたり、サラダにしたり、お料理のバリエーションも豊富!
ぜひ、今日からでもメニューのレシピに取り入れてみてくださいね。

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