マグネシウムといえば、まず思い浮かぶのは、豆腐を作るときに使われる凝固剤=にがりかもしれません。
にがりが便秘にいい、と聞いたことがある人もいるでしょうが、マグネシウムは便秘薬としても有効です。
今回は、便秘解消以外にも、あまり知られていないマグネシウムの効能についてご紹介します。

にがりのほかに、緑黄色野菜、海藻類、ナッツ類、貝類などにも!

にがりのほかに、マグネシウムを含む食品は、数多くあります。
マグネシウムは、カルシウム、カリウム、ナトリウムについで生体内に多く存在するミネラルで、すべての生物にとって欠かせないものです。
せっかくカルシウムを摂取しても、マグネシウムが不足していると骨や筋肉は作られません。
マグネシウムは他の物質と結びついて、たくさんの重要な役割を果たしているのです。

マグネシウムを豊富に含んでいる食材は、ほうれん草などの緑黄色野菜、玄米やアマランサスなどの穀類、ひじきや昆布などの海藻類、豆腐、納豆、落花生などの豆や、ナッツ類、貝類、岩塩などです。
1日最低1品目は食べるようにしましょう。

便を軟らかくして、自然に近いお通じを促す!

マグネシウムは、「酸化マグネシウム」として下剤にも使われています。
口から食べ物などによって摂取したマグネシウムの25~60%は、おもに小腸で吸収されます。
そのとき吸収されなかったマグネシウムは、つぎに大腸でたっぷり水分を吸って便を軟らかくしてくれる働きがあります。
酸化マグネシウムはそういった大腸で働く特性を生かした薬です。

マグネシウムは、水溶性食物繊維と合わせて積極的に摂ることをオススメします。
固い便や、ガス溜まりによって起きる腹部膨満感を改善することもできます。
マグネシウムと食物繊維を食事から積極的に取ることで、下剤に頼らなくても、自然に近いお通じが得られるかもしれません。

腸の粘膜を守ったり、神経の働きを円滑にもしてくれます!

あまり重要性が知られていないマグネシウムですが、ほかにもさまざまな刺激から腸の粘膜を守ったり、神経の働きを円滑にして腸ストレスを取り除く効果があり、隠れた腸のサポーターとして役立っています。

体全体では、代謝過程と大きな関係があり、「体温や血圧を調節する」「筋肉の緊張をゆるめる」「細胞のエネルギー蓄積や消費を助ける」などの働きもします。
いっぽうでは消費されやすく、甘いものの食べ過ぎや発汗、ストレスなどによっても消費されてしまいます。
マグネシウムが体内に足りなくなると、便秘だけでなく、スポーツ時のけがや肉離れなどを起こしやすくなるなど、さまざまな弊害をもたらします。

にがりや硬水のミネラルウォーターからもマグネシウムは摂れますが、とくににがりは塩分が多く高血圧のリスクもありますので、注意しましょう。

おわりに

マグネシウムの1日当たりの摂取量は、男性は340mg、女性は270mgが必要とされていますが、現代では、男女ともにこれを下回り、マグネシウム不足となっています。
慢性的な便秘や腸ストレスに悩まされている人が増えている原因のひとつにもなっているでしょう。
マグネシウムをなるべくなら毎日の食事の中で補うのが◎。
マグネシウム製剤などを下剤として摂りすぎると、腎臓に障害を起こす可能性があるので、注意が必要です。

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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